健康診断では、コレステロールの過剰摂取を問題視することが多いですが
低コレステロールが精神疾患に関わると言われていることをご存じでしょうか?
以下は、食事またはコレステロール降下薬の効果で見られた精神疾患の例です。
うつ病
→人間ドック受信者における低コレステロール血症とうつ病に有意の関係。
統合失調症
→血中コレステロール値が低く、コルチゾール濃度が高い患者は激しい症状を呈することが多く、自殺企図を持つことが多い。
子供の行動異常
→低コレステロールの就学児童は学校でのトラブルによって定額になりやすい。低コレステロールは攻撃性を誘発しやすくなる。
(以上 M.F.muldoonnet al:BritMed.J.301,309,1990より改変)
まずは、コレステロールについて正しい知識を持つことが大事です。
コレステロールは細胞膜の原料となるほか、ホルモンや、胆汁等の原料ともなっている大切なもの。欠乏することで、上記に挙げた精神疾患のほかにも
細胞膜や血管が弱くなったり、免疫力が低下するなどします。
そんな大切なコレストロール
投薬でコレステロール値を下げすぎないようにすることにも気をつけたいもの。
自己判断が心配な場合は、投薬を続けるか否か改めてかかりつけのお医者さまに相談してみると良いかもしれません。
画像は、コレステロールを下げる効果があると言われているブロッコリーを使い、湯葉あんかけに仕立てました。ブロッコリーは花粉症にも良いと言われていますね。高コレステロールが気になる方は、なるべくお薬に頼らず、食材から穏やかにコントロールしていけると良いですね。ブロッコリーの湯葉あんかけ