腎臓を労わる三つのポイント

腎臓を労わる三つのポイント

ウェルネス食べ方

腎臓は、肝臓と同様に「沈黙の臓器」と呼ばれ異変に気が付きにくいという特徴を持ちます。
さらに!
一度機能が低下して今うと元に戻ることがないのだとか・・・????
その結果として、命の危険に関わるとても恐ろしい病気にも繋がるのです。

そんな、とても大切な働きをする腎臓は老廃物をろ過して尿を出すだけではありません!

主な働きは以下の通り。

・尿を作り出す
・水分とミネラルの調整
・pHの調整
・血圧の調整
・赤血球の産生を促す
・ビタミンDの活性化、などが挙げられます。
調整業務というと、細やかな心配りが必要とされる、とても気を使う大変なお仕事ですね。
そんな腎臓の立場に立ってみると、日々私たちが何気なく口にしている食事を、体に最適な状態に調整することに疲れてしまっているかもしれません。

そこで、今回は、日頃から頑張って働いてくれている腎臓を労ってあげるポイントを3つお伝えしていきますね。

画像は、雷(ライ)ちゃん。もうすぐ13歳になる男の子で腎臓を患っています。若い頃は抜群の運動神経を誇っていたものの、今はだいぶ大人しくなりました。でも負けん気の強さは今も健在。性格が顔に出ていますよね????

ポイント1
塩分を摂りすぎない
腎臓の働きすぎを防ぐために、その原因となる塩分の摂りすぎを見直してみましょう。とはいえ、塩分は控えすぎると体の不調を招く恐れがあるので、医師の指導に基づいて減塩されている方以外では、普段の食生活において外食や市販の惣菜等が多い傾向のある方は気にかけてみてくださいね。

ポイント2
血糖コントロールをする!
糖尿病になってしまうと腎臓病にも繋がりやすく、糖尿病性腎症は透析導入となる理由の一位です。糖尿病予備軍の方や、日頃から甘いものや精製された炭水化物を好んで食べる方は気にかけてみてくださいね。 

ポイント3
免疫力を高めて感染症を防ぐ
腎臓や膀胱に起こる感染症を「尿路感染症」と呼びます。これは、尿が逆流して細菌が尿路に入り込んでしまう感染症なのですが、こうした感染症によっても腎機能低下につながることがあるため、気をつける必要があるます。


時には腎臓を休ませて、できるだけ長く元気に、そして気持ちよく働いてもらいましょう
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